天気予報で言う波の高さ

予報で言っている波の高さはサーフポイントではだいたい6掛け

天気予報で言われている波の高さ、実際に海に行ってみると思ったより低いことが多い。

予報で言われている波の高さは有義波高(ゆうぎはこう)という種類の波の高さで、第二次世界大戦中ノルマンディー上陸作戦にも利用された由緒正しき?ものである。

算出方法は一定時間波のトップからボトムの高さを観測し、ある程度波数が集まったところで今度は波の高い順に記録を並べ直し、高い方から3分の1の分量の波高の平均が有義波高となる。例えば観測値が1・3・2・4・1・2(各m)とすると、高い順に3分の1の分量は4mと3mでその平均3.5mが有義波高である。

波の高さが倍になるとその力は4倍になる。全ての波高の平均を取ってしまうと実際よりも低くなり過ぎ防災上、海を甘く見る危険回避のため生まれた波の高さの算出方、有義波高が採用されている。1000波に1波は有義波高の2倍の高さになる場合(オバケセット)があるので待って見るのも悪くないただし1000波といえばだいたい3時間くらい・・。実際には予報の波高の6割の高さの波が多い。