波の高さとエネルギーの関係
ブレイクの瞬間の波の力は想像以上
深い海の中を進み波動エネルギーは振動性の波として遠くまで旅をする。
ブレイクの無いこれらのウネリのエネルギーは波の高さが2倍になればエネルギーは4倍。
高さ3倍ならエネルギーは9倍という高さの二乗増しだ。
これは波をくぐる時も同じなのでドルフィンは倍潜れば4倍楽になるから諦めず1㎝でも潜るべし。
体験的にブレイクする波よりもブレイクしない波をドルフィンする方が楽とサーファー知っている。
ブレイクのその瞬間は更にエネルギーが加わる構造だからだ。
沖合では目立たなかったウネリも波打ち際に近づくとそれまでの「振動性の波」から「孤立波(放れ波)」に姿を変えてその旅を終える。
孤立波は海底でブレーキがかかった上に沖から波が順々に押し寄せて来るので水量は増え波は進行の前後に膨らんだ形。
エネルギーは波の高さが2倍になれば孤立波のエネルギーは8倍になる高さの三乗増しとなる。
この原理は「津波」の破壊力と同じ仕組み。
波チェックしていてほんの少しでもサイズアップしていたらボードを押してくれるエネルギーは充分なんだ。