今日はなんで波があるんだろうという日
日本の場合、高気圧の吹き出しの東ウネリの可能性が高い
今日は無いだろうと思って波チェック、何故か出来る状況に慌てて着替えてビーチへといううれしい予定変更。原因は何なのか?
タヒチやハワイのように高気圧圏内にあって晴れていても遥か遠くの発達した低気圧が波長の長いウネリを送り込んで来る場合もある。
またPのすぐ近くを低気圧がすごい速度で通過、あっという間に雨が上がった場合もウネリが数時間から半日後から入る。
ウネリの元は風だから低気圧のように一気にたくさんの風が吹く場合はわかり易いがそよそよと風が吹く高気圧は見落としがち。弱い風でも吹走距離(風が吹いている距離)が長ければ立派にウネリに成長する。
高気圧は時計回りに風を吹き出しながら回転している。高気圧がどっしりと日本列島に停滞して晴れていても高気圧の南側では東風が着々と東ウネリを発達させているのだ。
宮崎、伊豆、千葉、茨城などの東向きのPがコンスタントに波を拾いやすいのはこれが理由。但しあまり東北まで行くと低気圧通過後の北西風オフショアでサイズダウンしやすい。
とにかく東ウネリの場が日本の太平洋側に出来やすいわけだから、サーフトリップに出るときは東ウネリのPは何処か押さえておけば外れは避けられる筈。