サーファー流雲画像の見方①
薄い雲と濃い雲がある。違いを見分ける事が波を当てる秘訣。
天気予報の番組の最初に出てくる雲画像。気象衛星ひまわり6号は現在30分おきの情報を日本に送っている。
雲画像を見て波がわからないだろうか。
まずは一回目なので基本のキから。画面に見えている雲は実は全部が雨を降らせるものではない!これが厄介だ。そもそも衛星の目となるカメラは何を見ているかといえばわれわれ人間と違って、空気の温度を見ている。
赤外画像と専門的には呼び、温度ごとに色分けして表現するのでテレビの画面が出来上がる。温度が低い(-40℃位)と真白になるように設定されているので、白く映っている所は温度が低い=高度が高い雲という事。
高度が高いと言っても①高い所に雲があるだけ②地上から高高度まで雲がびっしりある、の二種類ある。高い所に雲があるだけの時は波に関係なし。見つけたいのは②番の雲、つまり下層から上層まで雲がびっしりある状態。
これは夏の入道雲や発達した低気圧に見られるように強い風を伴っている事が多い。見つけ方は雲画像がしっかりと濃い白色で地面や海面が見えない事。ここに強烈な上昇流=強い低気圧があるのだ。