啓蟄なのに寒い その時の波は?

寒気が勝る 春の波の典型パターン

春を知らせる風「春一番」は季節現象に分類されるので年によって「観測なし」=吹かないという場合もある。

二十四節季「啓蟄」は3月6日。

2月4日立春から3月20日頃の春分までに日本海に低気圧が入り風速8m以上の南風が吹かないと「今年は春一番観測なし」になるわけだから啓蟄の頃まだ寒いと吹かない可能性も高まる。

啓蟄は穴から虫の出るころの意味。

平均気温が12℃になるとミツバチが飛ぶので丁度あたっている。

虫も出られない、寒い啓蟄という時は寒気が北極に戻らずに北から日本列島を覆っている為、事あるごとにすぐ西高東低冬型気圧配置に戻りやすいという事。

さらに春独特のころころ変わる天気は冬型が緩むのも早く、こんな時は波乗りの季節は日本海側にまだあると言える。

ただ太平洋側でもいい点は寒気が勝るので北風ベースになりやすいので面はクリーンでつるつるである事。

南岸低気圧が出来てウネリがあれば空いている海で最高のコンディションも有り得る。