波が出ない 黄砂
黄砂が降ると波無くなる!波あるうちに海へ急げ
黄砂が直接波をサイズダウンさせる力があるわけではない。
黄砂は日本から遥か6000km離れた中国ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠から飛んでくる。
まず中国国内の雪と氷が融ける春、砂漠の地面が顔を出した時にタイミング良く低気圧がやってくると軽く細かい砂漠の砂(黄砂)が巻き上げられ日本にやって来る。
黄砂とともに低気圧もやって来るわけだから、まずこの低気圧で波はサイズアップし波乗り出来る筈。
まだ冬と春がせめぎあっている初春の頃の中国からやって来る低気圧は気温の差から強い風を生み出しやすいからだ。
で低気圧が去ったあと黄砂が降る予報が出されるということは簡単に飛ばされるような細かい砂漠の砂の粒子(黄砂)が地面まで降りてくるわけだから高気圧に覆われて風穏やかという気圧配置になることを意味する。
強い風が起こした波もサイズダウンし風も止みプアーなコンディションにこれから向かうわけだから、もし黄砂を巻き上げた低気圧のウネリが少しでも残っているならばしばらく波乗りが御預けになる前に海に行こう。