台風の話
台風の話その6

梅雨の時の台風はあせらず通過後のバックスウェルに期待 梅雨明け前の台風の特徴は梅雨前線がPと台風の間に停滞していること。 梅雨前線はその北側では北東風、南では南西風がぶつかり合って低い雲(高度1500m位)を作って雨を […]

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台風の話
台風の話その5

パッチリした目の台風は勢力も強い なぜ台風には目が出来るのか?立体構造に秘密がある。 いわゆる普通の低気圧(温帯低気圧)は北西側の上空の冷たい空気と南東側の下層の暖かい空気が反時計回りに混ざり合う事で発生する。 上の冷 […]

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二十四節季と波
立春(早春)寒波、その時波は?

三日に一回はチャンスあり 2月4日立春の後に寒気が入ってくることはままある。 寒中ではないのでこの寒さを「余寒」と呼ぶ。 記録的寒波はやはり真冬の大寒(1月20日から2月3日)の頃が多いが真冬と違って春になってからの寒波 […]

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雲と波
雲と波 忍者雲

予測不可能の忍者雲が出たら東ウネリがラッキーヒット 特に千葉の房総半島南海上は関東が高気圧に覆われているのにも関わらず雲が出来て時に雨になることさえある。 誰が呼んだか「忍者雲」は衛星画像で見ると南北に縦長のなまこ型で東 […]

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海の危険
海の危険 離岸流

沖に流されたら落ち着いてまずは横に進む 波は打ち寄せる分、沖に戻る流れも生まれ、この流れをリップカレントまたは離岸流(りがんりゅう)、中には岸と平行に流れている場合もありこれを並岸流(へいがんりゅう)と呼ぶ。 沖に楽に […]

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海外の波
海外の波 海大陸

海上で過小、陸上で過大評価されてきた島の雨量予想 島の天気は難しい。 予報コンピュータの限界で海なのか陸なのかの計算が島だとあいまいだから。 南の島だと「陸の夕立と海上で朝の雨」と言っておけば何となくあたってしまう。 […]

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様々な前線
様々な前線 秋雨前線

梅雨よりも雨域が幅広いのでこまめな波チェックが必要 8月に入ると一週間で夏は終わってしまう。 8月7日が立秋だから暦の上では秋だから。 太平洋高気圧の北側では着々と雲が出来始めてこれが雲の帯になるともう秋雨前線と呼んでも […]

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日本を囲む気団
日本を囲む気団 揚子江気団

秋の雲がではじめたら 日本は揚子江気団に支配され、東ウネリがヒット 空の高い所にウロコのような雲が出来始めるのは秋が進み、上空の冷たい冬の空気と地面付近にある夏の残した暖かな空気が反応した証拠。 この時見られる雲は全部が […]

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命名された気象現象
命名された気象現象 昭和の三大台風

室戸台風(1934)、枕崎台風(1945)、伊勢湾台風(1959) 近年海面水温の高いエリアが広がり勢力の強いままの台風が大きな被害を及ぼしている。 昭和という区切りで被害の大きかったワースト3を挙げる。 なおこれらの台 […]

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予報が変わる
予報が変わるー海面水温分布図

2017年の台風シーズンからは更に波予報精度が期待できる 海面水温は台風がこのあと発達するかしないかを判断する重要な指標。 海面水温が27℃以上のエリアがどこに有るのか確認することが台風発生後最初にすべき事。 27℃以 […]

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