梅雨の中休み、その時波は

中休み明けに低気圧が発達するケースあり

梅雨の中休みには2パターンある。

そもそも梅雨前線の構造が北側のオホーツク海高気圧と南側の太平洋高気圧の押し合いなので、どちらかが押し切った時が中休みとなる。

気象衛星ひまわりの雲画像では雲の帯が北側にあるか南側にあるかで判別できる。

雲の帯が北上して梅雨の中休みの場合は南の夏の高気圧が押し上げた夏のリハーサル型中休み。

夏の太平洋高気圧は暑く湿っていてその上にはチベット高気圧も重なり気温上昇、日射で海風ビンビンの風波サイズアップ。

夕方日射が収まったらサーフタイム。

もしくは地面が暖められる前の朝一サーフィンを。

雲の帯が南に下がり切って中休みの場合、北側のオホーツク海高気圧が勢力を強めたゴールデンウィーク再来型中休み。

オホーツク海は冷涼なエリアなので晴れても涼しいのが特徴。

ウエットも3㎜ジャーフルが欲しい所。

風は北よりになるので晴れても太平洋側はコンディションが悪くなりにくい。

ただウネリのもとがないとサイズアップは厳しい。

ここは潮回りをしっかりチェックし潮の上げ込みに期待。

中休みの特徴はここで偏西風が一旦大きく蛇行したわけだから、このあと気圧の谷がやってきて低気圧が発達し、天気が荒れて梅雨に戻る事が多いからこのタイミングでサイズアップも見込める。