東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけての曇りや雨の多い平均44日ほどの期間のことです。古代中国では、四季を青、赤、白、黒の色で表していました。 青春、朱夏、白秋、玄冬です。梅雨は明月院のアジサイの色といたしましょう。梅雨前線を超えてうねりは届きにくいので波が出にくい季節です。梅雨って波で考えても日本の春夏秋冬にもう一つ加わる季節だと思います。

サーファー流天気図の見方
サーファー流天気図の見方 梅雨前線が北側にあるか南側にあるか

梅雨のとき、面が良い場合悪い場合 一般的に梅雨の間は波が出にくい。 上層の風の流れが弱まって西から天気が変わり難いから波のもととなる温帯低気圧がやってこない気圧配置のパターンが続くから。 自分のホームポイントが天気図 […]

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今日はなんで波があるんだろうという日
今日はなんで波があるんだろうという日④

梅雨の間も波が出る場合…男梅雨 何日もザーット降り続くかと思えば、今度は数日間猛暑が続くような梅雨のパターンを陽性の梅雨、もしくは男梅雨(おとこづゆ)と呼ぶ。 その逆が陰性の梅雨(女梅雨)でジトジトメソメソした降 […]

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波が出ない
波が出ない 梅雨の前線ブロック

「前線ブロック」という概念がなかった気象庁 2018年梅雨時、台風5号が北上した。 太平洋高気圧が真夏のような強さで日本列島を覆い切れていないので秋台風のストライクコースで太平洋側はサイズアップに期待がかかるが風が […]

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気圧配置のパターン
気圧配置のパターン 梅雨前線型

自分のPは何高気圧の吹出しに位置しているか高気圧のヘリを見極める 春から夏の変わり目に停滞する梅雨前線は風がぶつかり合って雲が出来ているが2千m以下と高度がない為低気圧に発達しづらい構造で波も出来にくい。普段は東に流され […]

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天気予報がはずれるわけ
天気予報がはずれるわけ その2

梅雨は波がないのでなく予測出来にくいのだ 風向きを決める前線が梅雨前線帯は複雑だから風が読めないので結果波もはずす。 通常の低気圧は冷たい空気(北西風)と暖かい空気(南西風)の境目が前線となるが、梅雨前線帯の場合、それと […]

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環境と波
環境と波 梅雨入りが沖縄より奄美の方が早い!その時波は

南西方面から梅雨入りするという常識なんて 2018年の梅雨入りのスタートは日本の最も南西にある沖縄でなく、奄美からだった。 奄美が平年より4日早い5月7日入梅、その翌日沖縄が平年より1日早く5月8日入梅。 沖縄が平年より […]

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様々な前線
様々な前線 梅雨前線

波の出にくいシーズンを代表する前線 夏と春の境目に前線が出来る。 それが梅雨前線。 石垣島では「ユドゥン」つまり「淀む」という言い方もする。 地球の構造上太陽の当たる所と当たり難い所があり、温度差が出来る。 温度差を解 […]

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台風の話
台風の話その6

梅雨の時の台風はあせらず通過後のバックスウェルに期待 梅雨明け前の台風の特徴は梅雨前線がPと台風の間に停滞していること。 梅雨前線はその北側では北東風、南では南西風がぶつかり合って低い雲(高度1500m位)を作って雨を […]

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天気予報がはずれるわけ
天気予報がはずれるわけ その1

梅雨前線が東西まっすぐの時は、波浪予報を信じるな 日本列島にウネリをもたらすのはまず熱帯低気圧(台風)、次に(温帯)低気圧。 ここまでは天気予報の主役だが、いわゆる梅雨前線は主役級であっても波が立ちにくい。 梅雨前線の北 […]

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その他
梅雨の中休み、その時波は

中休み明けに低気圧が発達するケースあり 梅雨の中休みには2パターンある。 そもそも梅雨前線の構造が北側のオホーツク海高気圧と南側の太平洋高気圧の押し合いなので、どちらかが押し切った時が中休みとなる。 気象衛星ひまわりの […]

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