様々な前線 秋雨前線
梅雨よりも雨域が幅広いのでこまめな波チェックが必要
8月に入ると一週間で夏は終わってしまう。
8月7日が立秋だから暦の上では秋だから。
太平洋高気圧の北側では着々と雲が出来始めてこれが雲の帯になるともう秋雨前線と呼んでも気象学上おかしくない。
前線とは違った空気の塊(気団)どうしの擦れ合っている面での事。
つまりこの雲の帯の北側は秋、南側は夏という事。北側は北東風、南側は南西風。
ただし秋雨前線初期の頃は圧倒的に「夏」が強いので、北側の北東風は弱く南西風のサイズアップに期待。
北側の北東風が弱いとは秋の寒気がまだ弱いという事。
冷えた空気は重くなるので寒気はシャープだが暖気はぼんやり広がる傾向がある。
秋雨前線も暖かく湿った空気主体のうちは雲の帯が広い。
南風かと思ったら広い雲の帯の中では案外風穏やかで面の状態も良い部分もある。
こまめなチェックで面ツルを狙いたい。
雲の帯が細くなってきたらそれは秋の寒気が北から押してきた証拠。
秋深まり、いよいよ日本海側に北ウネリが届き始めるのだ。