環境と波 新種?横二つ玉低気圧

普通の南岸低気圧の筈が日本海にも低気圧が発生

2015年の晩冬から初春にかけて南岸低気圧に異変がみられた。

二つ玉低気圧と言えば日本海と太平洋に「縦」に二つ低気圧が並ぶ大荒れサイズアップの天気図だが新種?とも言える斜め横二つ玉なのだ。

一つは南岸低気圧、もう一つは斜め後ろ(北西方向)に日本海低気圧という型。

例えば八丈島近海に低気圧があるときに日本海鳥取沖にも低気圧があるようなパターン。

縦に並ばない低気圧はあまり発達しないのでサイズアップもイマイチ。

日本海側にある低気圧の後面(西側)には一級の寒気があるが前面(東側)にはないので、先行する南岸低気圧で雨、後ろの日本海低気圧が持ち込んだ寒気で雪に変わる二段階方式。

東京で雪が7回も降った2015年はこれが原因。

普通の南岸低気圧や縦に並んだ二つ玉低気圧のような急激なサイズアップはないが小振りなウネリは暫く続くというパターン。

これは低気圧エリアが横に長くて通り過ぎるのに時間がかかるから。

春に日本海が冷えて低気圧が普段なら出来にくい状態の所に猛烈な寒気が入って来たのであまり発達しない低気圧が横並びで二つ出来たと考えられる。