今日はなんで波があるんだろうという日②

予報で波高1mでもあきらめるな!何故かサイズが出る仕組みが・・・

テレビやラジオの天気予報で言われる波の高さは水深50mに設定された「深海波」を測定したもの。

我々が波乗りするのはもっと浅い所の「浅海波」と言う波。では予報の波はブレイクの時はどうなるのか?これは周期によって大きく違う。

周期とはウネリのトップから次のトップが来るまでの時間。一度海で何秒か計ってみて欲しい。6秒より長いのか短いのかが大きな分かれ目となる。

周期が長ければその波は波長も長い波という事が言える。何故ならば波長=1.56×周期×周期という公式があるからで周期が倍になれば波長は4倍になる計算だ。

波長の長い波は力を蓄えて遠くからやって来た波で例えば冬のハワイのノースショアの波はオホーツク海からカムチャツカあたりで発達した低気圧から届いたもの。遠くから来る波は波長が長いのだ。日本では台風が1千km以上離れている時に届くような波がそれだ。

予報で波高1m(水深50m)となっている場合、周期が6秒より短ければそのままだが、8秒ならブレイクする時は1.5mで12秒なら1.8mになる事が研究でわかっている。

遠くに低気圧があっても僅かにウネリが届けばそれで出来るのだ。