花散らしその時の波は?

サクラチルが波残る

花見で大騒ぎすることも花散らしと呼ぶ。

つまり桜を散らすような事はすべて「花散らし」という。

ソメイヨシノは開花から一週間で満開、満開から一週間で徐々に散り始めるのでこの時期の風、雨が気象学上の「花散らし」。

桜の頃の雨や風の原因は前線を伴う春の低気圧の発達。

日本海低気圧でも南岸低気圧でも春は南側の暖かい空気と北側の冷たい空気の温度差が大きく発達しやすい。

始め南西風のち北西風が基本的な風向で、桜の花を散らせてしまう程度の風速ならばサイズアップも充分あり。

散り初めは南西風なので日本海側はまだフラット、太平洋側は南西風波サイズアップでかわせば出来るポイントもありだがここはぐっと我慢。

低気圧通過後、吹き返しの北西風は桜にはダメ押しとなり日本海側もサイズアップ。

春の吹き返しはもう寒気が強くないから冬型に戻りにくく北西風は弱いもしくは短い時間である事を忘れてはならない。

故に太平洋側は南西風が止んだ瞬間を逃さずに、日本海側は微サイズアップを逃さずに桜の花びらを踏みしめて海はGO。