予報が変わるー大津波警報
311が見直しのきっかけ。
津波に乗ろうという馬鹿はいない。
海底が震源の地震で起きる津波の速度はざっと新幹線並み。
つまり物理的にパドルで波と同調を計れないから。
津波に関する情報の出し方が見直され、まとまりつつある。
例えばテレビ画面の地図に示される色!津波注意報(0.2-1m)は黄色、津波警報(1-2m)は赤、大津波警報(3m-)は太字紫と全放送局共通になった。
これまではバラバラでA放送局の警報の色とB放送局の注意報の色が一緒だったりと大混乱の元だった。
ポイントは赤が津波警報でそれよりもっと大きい津波の恐れがある大津波警報が太字紫である事。
赤のが派手で目立ちそうだがめったに出ない大津波警報を赤にするよりも頻度の高い津波警報に重きを置いている。
大津波警報の紫は太字で更に目立つので効果大という判断。
またこれまでは到達する津波が20cmでも「いま津波が来ました!」と伝えていたが、これも止め。
被害が出そうなサイズである0.5m以上の津波からその到達と到達予想時刻をお伝えする事になった。
当たり前だ!観測でなくそれは防災だから。
かなしいかな人間は災害でひどい目に遭って初めて当たり前の事に気付くのである。