季節の風 初秋の北東風

東ウネリで意外と出来る場合あり

8月23日の処暑を過ぎた辺りから日射が弱まり、夏の高気圧が萎んでゆく。

替わりに日本の北側に現れるのが秋の高気圧。

夏と秋の間には秋雨前線が出来る。

その秋雨前線の北側で吹くのが北東風。

初秋の頃はまだ夏の高気圧が残っているので秋雨前線の南側の南西風が吹く場合もあるが日に日に北東風の頻度が増し、東ウネリがまとまる事がある。

完全に秋が深まると無風、冬は北西風になる上、前線の位置が一晩で200㎞程簡単に南北移動してしまうから東ウネリがまとまる初秋はタイミングは難しい。

初秋の北東風は強く吹かないので一気にサイズアップはない。

三日間程肌寒い日が続けばチャンス到来と考えよう。

波乗り可能な東ウネリが小振りながらまとまる筈だ。

台風が来なくてもこまめに波チェックすれば意外に出来る日がある。

北成分の風も混じるので太平洋側は面ツル、初秋は水も暖かで透明度も増し、夏だけサーファーも激減で空いてくるのも良い。

潮が引いても秋は日中の水が多いのでリーフも安全。

アンドンクラゲは居るがそれは許して!