早い時期に木枯らし1号が吹くと
日本海側はすぐ次の日にチャンス到来

木枯らし1号の定義は西高東低(日本の西側に高気圧、東側に低気圧)の冬型気圧配置つまり天気図の等圧線が縦じまになっていてこの線沿いに風が吹くため北風になりやすい状態であること。風の強さは8m/s以上。
カウントされる期間は東京は10月半ば~11月末、大阪は10月23日(霜降)~12月22日(冬至)で東京と大阪でしか観測、発表していない。早い時期といえば10月中に吹く場合。
日本列島はまだ夏~秋の暖かさだからそこをこじ開けての北風は風(寒気)のエネルギーをギュッと集約しているため、専門的には「シャープな寒気」となっている。
つまりエネルギーは大きいが長続きしない。
冬型気圧配置に一時的になるだけなのであっという間に北風は終息。
こんな時は日本海側が狙い目。
風波サイズアップ後すぐに無風のサーフタイムがやってくる。
これが冬に近くなるほどやってくる寒気の規模が大きいので何日も風波ジャンクが続いてしまう。

