気圧配置のパターン 三つ玉低気圧型
台風が三つあるのとは大違いで、案外荒れない

日本列島を挟んで縦に低気圧が二つ並ぶ天気図型は二つ玉低気圧型。三つ縦に並ぶと「三つ玉低気圧」と呼ぶ。
低気圧はそもそも地球上の暖気と寒気のバランスをかき混ぜて解消するために発生する。
低気圧一個より二個、二個より三個の方がかき混ぜる面積が大きいのでそれ即ち寒暖の差が「広い範囲で」存在するという事。
寒暖の差(つまり温度差)が大きいだけなら一個の低気圧が猛烈に発達するのでこの場合はサイズアップ必至。
「広い範囲で」なので低気圧が複数必要となる。
具体的には日本の南岸に一個、日本海側に一個、更に日本の遥か北の大陸上に一個が縦に並んで三つ玉となる事が多い。
三つの低気圧は東進し、発達する低気圧は徐々に北側の低気圧に主役がバトンタッチするように乗り代わってゆく。
したがって最も南にある(北から三つ目の)南岸低気圧は早いうちに発達が終わり、その北側の低気圧にエネルギーが移るので、天気図からイメージするよりサイズアップは控えめだ。

