台風の話
台風の話その3

8月の終わりまでに14号が来ない年ははずれ年 台風は1年間で平均26.7個発生し1個の平均寿命は124時間。発生数が最も多い月の順に8月(5.5個)、9月(5.1個)、7月(4.1個)、10月(3.9個)、11月(2.5 […]

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台風の話
台風の話その2

動きが遅くなった時、台風は向きが変わる 台風が発生すると気になるのが進路。 大体の目安は東経130度北緯20度の点に南西方向からアプローチするかどうか。 日本の南に流れる黒潮に乗る事もあり、西から入るうねりの方がサイス […]

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波が出ない
波が出ない 熱低が台風にならない

背の伸びない熱帯低気圧 熱低は台風の卵。 中心付近の最大風速が17mを超えると台風になる。 熱低が発達し風が強くなる時、その背の高さも伸びる。 だから背が伸びない熱低は台風にならない。 日本の夏の象徴は太平洋高気圧に間違 […]

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その他
風の吹くわけ

気圧と気温と太陽放射がお互い影響し合いながら風の駆動力となる 風が吹かないとそもそも波は立たない。そもそも気圧の高い方から低い方に空気の塊は移動する…それが風。気圧配置だけでなくここに太陽放射による気温上昇も関係するので […]

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波の変形
波の変形①回折波

波は障害物を時間をかけて回り込むので性質を理解して波を当てよう 南向きのPでも西風が吹き続きえるとウネリが入ってくる事がある。 これは初めは西風で西ウネリが卓越していても徐々にウネリが回り込む現象が起きているからで、この […]

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環境と波
環境と波 ゲリラ豪雨と風

雷が鳴りやんだらチャンス到来 ゲリラ豪雨とは気象用語ではない。 マスコミが作った言葉なので科学的な定義がない。 急にやって来て被害が出そうな雷雨そんなイメージか…。 暖かく湿った空気が南風に乗って下層に吹き込み海面は […]

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なぜ
なぜ2020年7月は一つも台風がなかったのか

史上初だった「台風のない七月」 基本的な話、熱帯擾乱(台風や熱帯低気圧)は北半球では反時計回り、南半球では時計回りの渦をなす。 だから、赤道を超えて移動できる台風はない。 赤道は地球の自転の遠心力が一番かかっている場所( […]

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台風の話
台風の話その1

台風の力は中心付近の最大風速で判断しよう 台風の中心付近の気圧が下がると確かに発達していることにはなるが同じ気圧の台風でも風の強さは違っている。風は周りとの気圧の差で吹くものだからだ。 このため生み出される波も変ってくる […]

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環境と波
環境と波 猛暑2013夏のまとめ

インドネシアの方が涼しかった…2013年夏 広い範囲で猛暑となり、局地的に大雨や少雨になった2013年の夏(6~8月)を気象庁異常気象分析検討会は「異常気象」と位置づけた…あれから10年余りたった今 異常が続きこれが正 […]

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天気予報がはずれるわけ
天気予報がはずれるわけ①

梅雨前線が東西まっすぐの時は、波浪予報を信じるな 日本列島にウネリをもたらすのはまず熱帯低気圧(台風)、次に(温帯)低気圧。 ここまでは天気予報の主役だが、いわゆる梅雨前線は主役級であっても波が立ちにくい。 梅雨前線の北 […]

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