気象学上は9月10月11月の事です。俳句の区分では9月23日頃の秋分~12月21日頃です。古代中国では、四季を青、赤、白、黒の色で表していました。 青春、朱夏、白秋、玄冬です。昼の時間が徐々に短くなりますが海の水はまだまだ温かです。台風が出来やすく大波の季節でもあります。そういえば大波の時っていつも曇ってて水平線の先の空と海があいまいな白っぽい印象があります。

台風の話
台風の話その5

パッチリした目の台風は勢力も強い なぜ台風には目が出来るのか?立体構造に秘密がある。 いわゆる普通の低気圧(温帯低気圧)は北西側の上空の冷たい空気と南東側の下層の暖かい空気が反時計回りに混ざり合う事で発生する。 上の冷 […]

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様々な前線
様々な前線 秋雨前線

梅雨よりも雨域が幅広いのでこまめな波チェックが必要 8月に入ると一週間で夏は終わってしまう。 8月7日が立秋だから暦の上では秋だから。 太平洋高気圧の北側では着々と雲が出来始めてこれが雲の帯になるともう秋雨前線と呼んでも […]

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日本を囲む気団
日本を囲む気団 揚子江気団

秋の雲がではじめたら 日本は揚子江気団に支配され、東ウネリがヒット 空の高い所にウロコのような雲が出来始めるのは秋が進み、上空の冷たい冬の空気と地面付近にある夏の残した暖かな空気が反応した証拠。 この時見られる雲は全部が […]

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命名された気象現象
命名された気象現象 昭和の三大台風

室戸台風(1934)、枕崎台風(1945)、伊勢湾台風(1959) 近年海面水温の高いエリアが広がり勢力の強いままの台風が大きな被害を及ぼしている。 昭和という区切りで被害の大きかったワースト3を挙げる。 なおこれらの台 […]

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気圧配置のパターン
気圧配置のパターン 秋雨前線型

波を打ち消す前線ブロックはさほど気にしなくてよい 3日以上降る雨を「霖(りん)」と呼ぶ。秋雨前線が停滞するこの季節を秋霖(しゅうりん)、秋の長雨の始まりだ。 日本列島に前線が停滞する天気図、一見すると梅雨前線と変わらな […]

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天気の謎
天気の謎 台風が日本付近で速度を上げるわけ

速度アップは日本が熱帯でない証拠 自分の力で動けない台風は周りの風任せで進む。 海面付近の風よりも上層の風のほうが圧倒的に強いから、約5千m以上の風が台風の向きと速さを決める。 台風は発達すれば1万mの背の高さになるが […]

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台風の話
台風の話その4

台風の接近時、向かって左側のが波は高い 台風を上空から見ると北半球では反時計回り(南半球では時計回り)の回転となる。 気圧配置は天気図では均等に円形であるが風の分布は実は均等ではない。台風が進むのは上空の風に流されるから […]

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台風の話
台風の話その3

8月の終わりまでに14号が来ない年ははずれ年 台風は1年間で平均26.7個発生し1個の平均寿命は124時間。発生数が最も多い月の順に8月(5.5個)、9月(5.1個)、7月(4.1個)、10月(3.9個)、11月(2.5 […]

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台風の話
台風の話その2

動きが遅くなった時、台風は向きが変わる 台風が発生すると気になるのが進路。 大体の目安は東経130度北緯20度の点に南西方向からアプローチするかどうか。 日本の南に流れる黒潮に乗る事もあり、西から入るうねりの方がサイス […]

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波が出ない
波が出ない 熱低が台風にならない

背の伸びない熱帯低気圧 熱低は台風の卵。 中心付近の最大風速が17mを超えると台風になる。 熱低が発達し風が強くなる時、その背の高さも伸びる。 だから背が伸びない熱低は台風にならない。 日本の夏の象徴は太平洋高気圧に間違 […]

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