気象学上は6月7月8月の事です。俳句の区分では5月6日頃の立夏~8月7日です。古代中国では、四季を青、赤、白、黒の色で表していました。 青春、朱夏、白秋、玄冬です。映画エンドレスサマーは地球の自転に合わせて世界中の夏の季節のサーフスポットを旅するお話でしたね。

命名された気象現象
命名された気象現象 平成20年8月末豪雨

猛烈な雨、但し波はさっぱりだった。 平成20年8月26日低気圧が東シナ海から九州南部に接近。西日本の太平洋側は南から暖かく湿った空気が流れ込み大雨となった。更にこの低気圧が日本の南海上に進んだ8月28日から31日は本州付 […]

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その他
風の吹かない油照り

勢力が強い高気圧に覆われる時はハワイ型の波乗りしかない 最近は温暖化の影響で高気圧の位置がずれて現れる事が多い。 地球自体が暖まりすぎているため夏の高気圧の範囲が広まるのが原因。日本付近もハワイ辺りを中心にもつ太平洋高気 […]

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なぜ
なぜ猛暑になるのか

風がそよとも吹かない猛暑と南西風の猛暑がある 35℃を超えると猛暑日とし、外の作業などに注意を呼びかけることが常識になりつつある。 猛暑にも2パターンあり、一つは風すら吹かない「油照り」と南西風が吹き続けて湿度も高い「 […]

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波が出ない
波が出ない 猛暑

夕方の風波がない夏なんて! 最高気温が35℃を超えると猛暑日と呼ぶようになった。 暑かった夏の夕方の御褒美「風波サイズアップ」は陸の方が海よりも先に太陽光線で暖まり易いから、暖まった空気が上昇してしまう分だけ海から補 […]

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波が出ない
波が出ない 役にたたないチベッタンハイ

猛暑、酷暑の原因 陸地の面積が大きい北半球は圧倒的な夏の日射でまず大陸が暖められる。 特にチョモランマのあるチベット辺りは8千m級と標高が高く、考えようによっては上空に突き出した熱源とも言える。 熱源はその周りの気塊を […]

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天気の謎
天気の謎 暑いのに上空になぜ寒気

温度差が40℃もあると不安定すぎて波は立たないが30℃程度なら波も出る 上空の寒気という言葉をよく聞くが、この時の上空とは5000mの高さの空気の温度のこと。 実は寒気は何度からという決まりはなくすべては相対的な判断だ。 […]

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今日はなんで波があるんだろうという日
今日はなんで波があるんだろうという日③

近くに低気圧なしで日中フラット・・・なのに夏場は夕方にサイズアップ 天気図上にウネリの元となる低気圧が無くても波が出るパターンに風波(風浪=ふうろうとも言う)がある。日中に日差しが強い夏場は朝にフラットでも夕方には […]

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日本を囲む気団
日本付近の気団 小笠原気団

夏の高気圧が南から日本を覆う季節、夕方の風波に期待 小笠原諸島に中心を持つ高気圧が発達し停滞すると独特の性質を持ち「小笠原気団」を形成する。 種類は海洋性熱帯気団に所属し性格は湿潤・高温。この気団内で出来る夏の高気圧を専 […]

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環境と波
環境と波 ゲリラ豪雨と風

雷が鳴りやんだらチャンス到来 ゲリラ豪雨とは気象用語ではない。 マスコミが作った言葉なので科学的な定義がない。 急にやって来て被害が出そうな雷雨そんなイメージか…。 暖かく湿った空気が南風に乗って下層に吹き込み海面は […]

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なぜ
なぜ2020年7月は一つも台風がなかったのか

史上初だった「台風のない七月」 基本的な話、熱帯擾乱(台風や熱帯低気圧)は北半球では反時計回り、南半球では時計回りの渦をなす。 だから、赤道を超えて移動できる台風はない。 赤道は地球の自転の遠心力が一番かかっている場所( […]

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