台風の話
台風の話その8

台風が温帯低気圧化しても風が弱まるわけではない 台風は暖かい空気の塊を下層から上層へ垂直に吹き上げる強烈な上昇流で雨雲に変えている。雲が出来る時は潜熱が発生、この熱がさらに周りの空気を暖めるため上昇流は強くなり続ける。 […]

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台風の話
台風の話その7

台風の目が無くなってきたら熱帯低気圧化を疑う 台風だと天気予報で取り上げるが熱帯低気圧(熱低)になった瞬間から格下げされあまり取り沙汰されなくなる。 台風は熱帯地方のエネルギーを高緯度(北部)へ輸送する役割があるが進ん […]

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台風の話
台風の話その6

梅雨の時の台風はあせらず通過後のバックスウェルに期待 梅雨明け前の台風の特徴は梅雨前線がPと台風の間に停滞していること。 梅雨前線はその北側では北東風、南では南西風がぶつかり合って低い雲(高度1500m位)を作って雨を […]

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台風の話
台風の話その5

パッチリした目の台風は勢力も強い なぜ台風には目が出来るのか?立体構造に秘密がある。 いわゆる普通の低気圧(温帯低気圧)は北西側の上空の冷たい空気と南東側の下層の暖かい空気が反時計回りに混ざり合う事で発生する。 上の冷 […]

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台風の話
台風の話その4

台風の接近時、向かって左側のが波は高い 台風を上空から見ると北半球では反時計回り(南半球では時計回り)の回転となる。 気圧配置は天気図では均等に円形であるが風の分布は実は均等ではない。台風が進むのは上空の風に流されるから […]

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台風の話
台風の話その3

8月の終わりまでに14号が来ない年ははずれ年 台風は1年間で平均26.7個発生し1個の平均寿命は124時間。発生数が最も多い月の順に8月(5.5個)、9月(5.1個)、7月(4.1個)、10月(3.9個)、11月(2.5 […]

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台風の話
台風の話その2

動きが遅くなった時、台風は向きが変わる 台風が発生すると気になるのが進路。 大体の目安は東経130度北緯20度の点に南西方向からアプローチするかどうか。 日本の南に流れる黒潮に乗る事もあり、西から入るうねりの方がサイス […]

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台風の話
台風の話その1

台風の力は中心付近の最大風速で判断しよう 台風の中心付近の気圧が下がると確かに発達していることにはなるが同じ気圧の台風でも風の強さは違っている。風は周りとの気圧の差で吹くものだからだ。 このため生み出される波も変ってくる […]

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