環境と波 梅雨が短くなっていないか

年間降水量は変わらないが梅雨は短い

日本の季節はいくつあるか?四季だから四つであるが実は梅雨を入れて五つが正解。

梅雨は大体45日間だから日数的に占める量は少ない。

その梅雨が年々短くなっている印象。

関東甲信で言えば2018年は23日と史上最短。

2017年も29日しか梅雨がなかった。

短くなってる傾向は2000年代に入ってから顕著で68%が短い梅雨だった。

もっと細かく分析すると、遅く梅雨入りしたからではなく早く梅雨明けしたために短くなっている傾向だ。

ただ梅雨の間の雨量はあまり変わらない。

つまり短い間に規定量は降り切るわけで「降ったら大雨、その代わり梅雨は期間は短い」がトレンド。

リバーマウスの地形は雨量と直結するので、短期間でドッと降る雨では河口ブレイクは波がよくないのではないか?ドッと一気に降るとは梅雨前線でシトシト降るのでなく、低気圧がしっかり発達した雨なので波が出にくい梅雨のイメージとは逆に波がある梅雨になって来ているとも考えられる。

大雨は風も伴う場合が多いから波の元の風を考えれば、梅雨時期の大雨は注目だが、災害級になりやすいのが近年の傾向だ。

梅雨が短いとはつまり夏が早いということ。

河口やクラシカルなブレイクは徐々に変質してくる筈だ。